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 平成16年の市長選挙立候補にあたり、皆様とのお約束として29項目にわたる「いくこプラン」をお示ししました。

 お約束したことについて、どこまで進んだかを皆様にお知らせしていくことが私の責任であり、これまでに「いくこプラン」の自己評価を2回実施いたしました。
今回は、市長就任から平成20年3月に至るまでの取り組み状況をまとめましたので、お知らせします。 

 取り組みの中には、この3年半の間に、確実に前進し成果が現れたもの、努力を重ねているものの、まだ具体的な目に見える形となっていないもの、などがあります。
皆様とのお約束については、これからも着実な取り組みを行い、その実現に向けて一層の力を注いでまいります。

 お示しした結果につきましては、できるだけ多くの皆様からご意見をいただければ幸いです。そうした意見交換を通じて、「政治を市民の手に」、「生活者の視点に立った」、「市民との協働」という、私が目指すまちづくりの目標に近づくことができるものと信じています。

 これからも皆様と力を合わせて、伊勢原市のために邁進してまいります。

平成20(2008)年4月

1.点検の方法

 このマニフェスト点検は、自らの手でマニフェストの進捗状況をチェックした自己評価です。マニフェストに示した各政策項目を「取り組み状況」と「目標達成状況」の2つの観点から点検しました。

 取り組み状況では、マニュフェストで示した政策目標を、市の事業の中にどれだけ取り入れることができたかについて5段階に分けて点検しました。また、目標達成状況では、マニュフェストに示した政策目標が、どこまで達成できたかを5段階に分けて点検しました。点検に使った基準は前回と同様以下のとおりです。

【表1 取り組み状況の点検基準】

区分 取り組みの進捗
第1段階 未着手/未拡充
第2段階 方針決定、制度・事業/拡充の検討、計画等への位置づけ
第3段階 制度化・事業化の作業/拡充の準備
第4段階 制度決定、事業実施
第5段階 条例施行、事業完了


【表2 目標達成状況の点検基準】

区分 達成の程度
目標を達成またはほぼ達成 (概ね8割以上)
目標のある程度の割合を達成 (概ね5割〜8割)
目標の一部を達成 (概ね2割〜5割)
ほとんど成果が表れていない(概ね2割未満)
NA 評価が不能または困難な場合(データが未集計であるなど)

 マニフェストに示した政策項目には、定性的な表現をしたものもあるため、上記の点検基準を当てはめることが難しいものもありましたが、極力、客観的に進捗状況を点検するように努めました。これは、あくまで私の自己評価であり、この評価は甘い、これは違う、こうしたらどうか、などのご意見がありましたら、是非とも寄せていただきたいと思います。   

2.点検・評価の結果
2.1 優先順位別
【取り組み状況】

 社会が常に変化し市民意識がますます多様化していく中で、ひとつひとつ確実に市政運営の中で取り組んできました。
  マニフェストを実現するための取り組み状況は、第5段階・第4段階とした項目が24項目と、全体の80%でした。「すぐにやります」と高い優先順位をつけた項目の中では、実現に時間がかかる「公園の整備」と「地域活力の増進」を除いては、すべて第4段階・第5段階としました。
  対応が遅れている項目をはじめ、今後、着実な取り組みを進めていきます。


【目標達成度】

 目標達成度については、Aとしたものが11項目、Bとしたものが10項目、Cとしたものが5項目,Dとしたものが4項目でした。全体の3分の2の項目を、AまたはBと評価しました。
  「すぐにやります」とした9項目では、Aを6項目、Bを1項目、Dを2項目としました。「4年間でどんどん進めます」とした21項目については、Aを5項目、Bを9項目、Cを5項目,Dを2項目としました。
  より高い目標達成度をめざして努力をしていきます。

 
2.2 政策項目別
【暮らしの利便性・安全・安心】

 暮らしの利便性・安全・安心に関する5項目の中では、4項目を第4段階としましたが、懇談会を開いて検討を進めてきたコミュニティバスについては、関係者の調整が必要なため第2段階としました。
  目標達成度は、Bが3項目、CとDがそれぞれ1項目としました。
行政の取組: 目標達成度:
4が4項目、2が1項目     Bが3項目、Cが1項目、Dが1項目

【子育て・教育】

 子育て・教育に関する項目では、4項目を第5段階・第4段階としました。「公園の充実」については、地域住民との連携による公園管理を導入しましたが、公園整備には長い時間がかかるため、第1段階にとどめました。

 目標達成度はAとしたものが2項目、Bが2項目、Dが1項目としました。

行政の取組: 目標達成度:
5が1項目、4が3項目、1が1項目 Aが2項目、Bが2項目、Dが1項目

【まちづくり】

 まちづくりに関する8項目についての行政の取り組みは、半数の4項目を第4段階としました。「地域の活力創出のための提言機関設置」については、既存の組織の活用を図るべきとの判断から新たな機関の設置は留保しており、第1段階としました。
  目標達成では、Aが2項目、Bが1項目、Cが3項目、Dが2項目としました。
行政の取組: 目標達成度:
4が4項目で5割、3が1項目、2が2項目、1が項目 Aが2項目、Bが1項目、Cが3項目、Dが2項目

【市民参加・開かれた市政】

 市民参加・開かれた市政に関する項目では、ITの活用や市民参加への取り組みを積極的にすすめた結果、3項目を第5段階、残りの3項目を第4段階としました。
  取り組みを進めた結果、目標達成では、5項目をAとし、1項目をBとしました。
行政の取組: 目標達成度:
5が3項目、4が3項目
Aが5項目、Bが1項目

【財政再建】

 市政運営・財政再建に関する4項目については、「定員適正化計画」の策定、指定管理者制度導入、外部委託、人事評価制度等を導入、IT化などに取り組み、全項目を第4段階としました。
  目標達成度については、職員数の削減等も着実に進んでいるため、3項目をBとしました。成果が出るまでに時間がかかる「健全な財政運営」についての評価は、Cにとどめました。
行政の取組: 目標達成度:
すべてが4段階 Bが3項目、Cが1項目

【市長の姿勢】

 市長に関する2項目は、就任当初から積極的に進めてきました。その結果、市長等の給与カットについて、行政の取り組みは第5段階、目標達成はAとしました。市長交際費については、必要かつ最小限の支出にとどめており、行政の取り組みを第4段階、目標達成をAとしました。
行政の取組: 目標達成度:
5、4がそれぞれ1項目 どちらもA


3.評 価 の 総 括
【 行 政 の 取 り 組 み 】

 マニフェストに掲げた施策を実現するために、就任直後から積極的に取り組みを進めてきました。その結果、第5段階(事業完了)とした項目が5件(16%)となり、第4段階(事業実施)とした項目とあわせて24件(80%)となりました。

 一方、取り組みが遅れた項目としては、「公園の充実」「地域の活力増進」などがあります。このように一部取り組みが不十分な施策もありますが、全体として、着実に前進することができたと考えます。

 市民の皆様の目線に立ち、一つ一つを着実に実現していくことが私に与えられた役割です。残された時間を有効に使い、全力を挙げて問題解決に努力をしていきます。

【 目 標 達 成 】

 目標をおおむね8割以上達成したものが11項目で、おおむね5割以上目標を達成した10項目と合わせると7割に達しました。

  一方、大きな予算を必要とするものや、関係者の皆様のご協力なくしては前進できない事業など、目標達成に至っていないものもあります。

 数値目標が設定されていない項目もあるため、評価者の主観が入り込んでしまうものがあります。 こうした実状を理解したうえで、極力客観的に評価するように努めました。

 これからの伊勢原のために皆様からの評価も、ぜひお聞かせいただきたいと思います。

【 総 合 評 価 】

 平成16年に皆様とお約束した、政策提言「いくこプラン」でお示しした事項についての自己点検も3回目となりました。

 3年半の時間の経過の中で、市長としての私の一つの成績表でもあります。

 お約束どおり、すぐに実現できたもの、今日に至るまで、なかなか具体化が図れなかったものなど、すべてが十分とはなりませんでした。

  皆様の意見をしっかりとお聞きし、急がなければならないもの、少し時間をかけてもよいものなど、日々の市政運営の中で判断をしてきました。
また、市長になって分かったこともたくさん出てきました。

 行政として行わなければならないことは、次々と現れてきます。限られた財源の中で、それらをどのように優先順位をつけて、決断し、実施していくのか、常に迫られることになります。その結果の自己評価です。

 出来るだけ市民の皆様に分かりやすく、市政を身近なものとして捉えてもらうために努力をしてきました。

 私に与えられた残された時間も、これまでと同様に全力で精一杯務め、お約束を実現するために努力していきます。 


関連資料(ご参考)

   政策提言『いくこプラン』これまでの成果(平成20年3月)
   政策評価シート


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